皆さん、こんばんは。
昨日の高校野球観戦で、今一度『ピッチャー有利の投球』について考えてみました😊
まず、今大会、私個人的に良いな〜と思う好投手のピッチングを振り返ってみて感じることは、
とにかく【ストライク先行】して、積極的に打者を追い込み、ツーストライク後も比較的ストライクゾーンで勝負をしてくるなぁ…という印象でした。
一般的に、0-2と追い込んだカウントでは、1球は外角のボール球や高めのつり球を使って誘ってくるというのが、定石通りの攻め方だと思いますし、実際に私自身も投げていた時は、0-2カウントからは、よく周りから『簡単に行くなよ!』と声かけされていた記憶が蘇ります😅
しかし、実際にそういったボールは狙ったコースから大幅に外れて、結果的には無駄球になるというパターンも多いのではないでしょうか?
その点、極端に言えば【3球勝負】ぐらいの方が球数も抑えられ、投球障害のリスクを減らせたり、守備のリズムも良くなって守備時間を短縮、結果的に失点を減らすこと、さらには攻撃の良い流れにも繋げることが出来る可能性もあるのではないでしょうか?
このようなピッチャーは、与四球率も低いので、おそらくそれに伴い、失点も少なくなるのではないでしょうか?
実際に、森本崚太氏の書籍
【野球データ革命】に載っている『カウント別の平均打球速度や平均打球角度』というデータなどからも
『ストライク先行』させることで、投手有利のカウントをつくりやすい…ということが読み取れるかと思います!
ただ、当然ではありますが、だからと言って安易にド真ん中に平凡な球を投げる…というわけではありません!
自分自身が持っている持ち球を磨き、ストライクゾーンでも勝負できるようにするため、それぞれの球種の特徴や使い方も理解しなければいけません。
ですので、まずは投球動作をしっかり学び、トレーニングもコツコツ継続して【球速アップ】を行ない、
変化球のバリエーション、さらにコースや緩急のバリエーションも同時に身につけていけると、圧倒的なピッチングが出来るであろうと、私は考えております😁👍
そんなピッチャーが沖縄の高校野球でも沢山出てきたら良いなぁ〜とピッチデザインマニアおじさんは願っています😂
あ〜、野球データの勉強って超楽しいですね〜⚾✨😍